【部活動の地域移行について】

よくある質問

部活動の地域移行って、子どもや保護者にどんなメリットがありますか?

Q:教員の負担を減らしつつ、地域の専門人材が指導できるようになります。保護者の見守りや地域クラブの活用で、学校外でも安心して活動できる仕組みを整えることができます。子どもにとっては多様な学びの場となり、保護者にとっては負担軽減にもつながります。

指導者の質はどう確保しますか?

Q:指導者の質を確保するために、次の3つの取組みを進めます。

  1. 大学や専門家の知見を活かした適性検査や面接で人材を見極める。
  2. 定期的な研修で指導力や安全管理を高める。
  3. 資格取得を希望する人には補助制度を設け、専門性を高める。

この「選抜」「育成」「強化」を組み合わせて、安心できる指導体制を整えます。

部活動費用は今より高くなりますか?

一部のクラブでは費用が増える可能性があります。
これまで学校の部活動では、教員の給与の中で指導が行われ、部活動手当もありました。
つまり人件費部分は市や県が公費で負担していました。学校部活動では顧問の先生が無償で指導していたため、その分が地域クラブに移行すると指導者謝礼や施設利用料が発生するからです。

ただし、私は「できるだけ保護者負担を増やさない」ことが大切だと考えています。国や市の補助金を活用し、地域の元教員やOB・大学生など地域人材の協力を得ることで、費用を抑える工夫が可能です。また、広域でクラブを共同運営すれば、参加者で負担を分け合えます。岐阜市としても支援を充実させるよう働きかけ、市民の皆さんの負担が増えすぎないように取り組みます。