よくある質問
Q:ごみの減量とリサイクルを進めるためです。岐阜市では燃やすごみの割合がまだ多く、焼却や埋立に多くの税金が使われています。有料化によって、ごみを出す量を意識し、リサイクルや再利用が促進されます。結果的に将来の処理コストを抑え、市民全体の負担軽減につながります。
Q:配慮しています。岐阜市では、ごみ処理の有料化に伴い、ごみ出しが困難な高齢者の方を支える取り組みとして、「ふれあい収集」という制度を導入します。これは、地域住民や団体が高齢者に代わってごみを出す活動への協力金を交付する形で支援を拡大する施策です。まずはモデル地区で実施し、その効果をふまえて市内全域に広げる計画です。
また、低所得世帯などへの公平な対応として、ごみ袋を大・中・小など複数のサイズに分ける制度も、市民の意見を取り入れながら導入を検討しています。
Q:ゴミ袋を有料化することで、各世帯およそ3,400円ほどの支出が増える見込みです。ただし私は、市民の皆さんに新たな負担をお願いする前に、できる限り他の方法でコストを下げる努力をすべきだと考えています。
例えば、
- コンビニやスーパーの過剰包装などについては、事業者にリサイクル費用を一部負担してもらう仕組みを検討します。
- 缶・ビン・ペットボトルなど資源として売却できるものは、これまで以上に市が積極的に回収・販売し、その収益を市民負担軽減に充てます。
- ごみを減量した家庭やリサイクルに協力した家庭には、地域ポイントや商品券で還元する仕組みをつくり、「負担」ではなく「協力すれば得になる」形にします。
- さらに、収集ルートや回収頻度を見直して効率化し、コスト削減分を市民に還元します。
有料化はあくまで最後の手段です。まずは市・事業者・市民が協力してごみを減らす努力を重ね、それでも不足する部分について、市民の皆さんにご協力をお願いしたいと考えています。