皆さんはどんな本がお好きですか。私は、山本周五郎さんや森見登美彦さんの作品が好きです。 どちらも、下町の人情や泥臭い人間模様を味わい深く描くのが魅力ですね。 また、少し異世界に連れて行ってくれるような感覚もあり、現実と幻想のあいだを旅する時間がたまりません。
普段は政治や行政、防災、福祉、教育などの本を10冊ほど読んだら、自分へのご褒美として小説を1冊読むようにしています。
今は知人に勧められた佐藤一斎の本より、
「断固、守るべきものは守り、変えるべきは変えよ」
この一文にジーンとしています。
まさに、変化の時代に立つ今の私に響く言葉です。
皆さんにとっての“心に残る一節”はどんな言葉ですか。
▶︎佐藤一斎(1772〜1859)
は、岐阜県恵那市岩村町出身の江戸時代後期の儒学者で、幕末の多くの志士たちに影響を与えた思想家です。
著書『言志四録』には、今にも通じる人生訓やリーダーの心得が数多く記されています。


